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婦人科がん検診

婦人科がん検診をお受けになる方へ

婦人科のがん検診は、市町村の公費による検査によっても受けられます。検診の種類は基本的に、「子宮頚がん」「子宮体がん」「乳がん」の3つです。これら は、はじめての方でも受診しやすく、信頼のできる検診です。受診できる年齢などの条件は、市町村によって一部異なりますが、まず下記パンフレットをダウンロードし、目を通してみて下さい。 「婦人科がん検診をお受けになる方へ」パンフレットダウンロード

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婦人科がん検診について

1 子宮頚がん検診

子宮頚がんは子宮の入り口に発生する癌ですが、初期にはほとんど自覚症状はありません。しかし進行するとおりものが増えたり出血などの症状を認めるように なります。症状のない時に検診を受け初期のがんで見付かれば、ほぼ100%治すことができます。最近、この癌の発生年齢が低くなっているため、検診が20 歳から受けられるようになりました。 《どのように検査するのですか?》 質問(不正出血の有無・月経周期・最終月経・閉経年齢など)にお答えいただいた後、子宮頚部の表面を軽くこすり、採った細胞を顕微鏡で調べます。痛みもほとんどなく、短時間で行えます。 《どのくらい有効ですか?》 子宮頚がん検診を定期的に行った場合、子宮頚がんによる死亡を大きく減らせることが明らかになっています(子宮頚がんによる死亡を90%以上減らすこと ができます)。また、初期癌のうちに発見することにより、子宮を残す治療を選ぶこともできます。検査の正確さも高いのですが、100%ではありませんの で、神奈川県産科婦人科医会では1年に1回は検診を受けることをお勧めしています。

2 子宮体がん検診

子宮体がんは子宮内部の内膜から発生する癌で、近年著しく増加していますので、注意が必要です。90%以上の患者さんで月経以外の出血や月経量の増加など の症状が見られます。頚がんより高齢者に多く見られます。閉経前の方でもお産の経験のない方や、生理不順の方、子宮筋腫をお持ちの方、乳癌の治療を受けた 方などは注意が必要です。 《どのように検査するのですか?》 子宮体がんに対する検診方法としては、細胞診が一般的です。子宮の中に3ミリほどの細い管を挿入しますので、軽い痛みと出血を伴うこともありますが、短時間で済みます。お産の経験のない方や高齢者では、入り口が狭く数%の方で検査ができないことがあります。 《どのくらい有効ですか?》 検査の正確さは90%程度です。出血などの症状のある方は病医院を早期に受診することをお勧めします。

3 乳がん検診

乳がん検診 Q & A

Q1.乳がんが増えていると聞きますが本当ですか? A.最近30年で、日本人の乳がんにかかる人数は増加し、1996年には胃がんを抜いて第1位になりました。最近では20人に1人が乳がんにかかるとされています。乳がんで死亡する人数も年々増加し、現在は年に1万人を越え、女性のがん死亡原因のトップになっています。 乳がん増加の原因は欧米化した食生活や、妊娠回数の減少、喫煙などのライフスタイルの変化が関係していると考えられています。 欧米でも乳がん患者数は増えていますが、マンモグラフィー検診の受診率が60-70%と高く、乳がんでの死亡率が減ってきています。日本では受診率が5%と低く、がんの発見が遅いため死亡率が高いと考えられます。 早期発見、早期治療のため、定期的ながん検診を受けましょう。 Q2.乳房に痛みがあります。がんでしょうか? A.早期の場合痛みはほとんどありません。 乳がんは乳腺にできる悪性の腫瘍で、比較的ゆっくりと進行します。初期には体調が悪くなるなどの全身症状はなく、がんが小さいうちは痛みもほとんどありません。がんが進行すると、乳頭からの血液や膿を含む分泌物がある、しこりを触れる、乳首の陥没、皮膚のくぼみや引きつれ、左右差のある痛みや硬さ、脇の下のしこり、など色々な症状が出ることがあります。 月経のある女性の乳腺は女性ホルモンの影響を受けており、病気がなくても月経前に張って痛むことがよくあります。月経後に痛みがなくなる場合は、心配ないでしょう。念のため月経後に、しこりや異常がないか自分で乳房をよく観察しましょう。しこりなどがある場合は、医療機関を受診しましょう。 Q3.検査はマンモグラフィーと超音波検査、どちらがいいのでしょうか? A.マンモグラフィーは乳腺、乳房専用のレントゲン検査で乳房をはさんで(圧迫して)撮影する検査です。1回の撮影で受ける放射線線量はごく微量で、乳房だけの部分的な撮影なので、体への影響はほとんどないと考えられています。圧迫して乳腺を薄くすることで被ばく線量は減り、良い写真ができ、正確な診断ができます。乳房を圧迫することで若干の痛みがありますが、リラックスして体の力を抜いていただくことで和らげることができます。マンモグラフィーは触診では見つからない小さなしこりや早期がんの石灰化を見つけることができます。マンモグラフィーは濃度が高い乳房(若い女性や乳腺症の場合)ではしこりの発見が困難だったり、またブラインドエリア(撮影時に引き出せない乳腺部分)のしこりは映らない場合があり、そのような場合は超音波検査を行われますが、40歳以上の女性の一般的な乳がん検診にはマンモグラフィーが用いられています。 超音波検査は超音波を送信するプローブを乳房に当て、がんがあるかどうかや、病変の広がりを見る検査です。マンモグラフィーに比べ検査時間はかかりますが、身体に無害で、痛みがなく、乳房全体を見ることができます。しこりの経過観察にも用いられています。 Q4.妊娠中や授乳中の検診は受けられますか? A.妊娠中の診察や授乳中に偶然乳がんが発見される場合がありますので、しこりが触れたり、血液が混ざった乳頭分泌物や乳汁が出る場合は、主治医の産婦人科医、または外科(乳腺外科)医に相談しましょう。 妊娠中、授乳中は市町村の乳がん検診を受けられないことがあります。ご注意ください。 Q5.豊胸術を受けています。マンモグラフィーを受けることができますか? A.豊胸術の内容によりますが、マンモグラフィーの検査時の乳腺の圧迫することで、注入物が変形や破裂する可能性があります。検査前には必ず豊胸術を受けていることを申し出てください。 市町村の検診では受けられないことがあります。ご注意ください。症状がある場合は医療機関を受診してください。 Q6. がん検診はどこで受けられますか? A.厚生労働省は40歳以上の女性は2年に1回の、マンモグラフィー検診を奨励しています。各市町村で受けることができます。お問い合わせください。 Q7.しこりかあり心配です。何かを受診したらいいのですか? A.病院の場合は、外科、乳腺外科、診療所の場合は外科、乳腺外科、産婦人科で相談してください。 Q8.自己検診の仕方を教えてください。 A.乳がんは、9割がしこりで発見されます。早期発見のため月に一度、自分で「見て」、「触って」変化がないかチェックする習慣を付けましょう。 乳房自己検診法 ○自己検診の時期:(閉経前)月経が始まって1週間前後、(閉経後)いつでもいいです、月に一度、日を決めて ○鏡の前で腕を下げたり上げたりし、乳房全体の形の変化、皮膚の凹みや引きつれがないか、乳頭の凹みやただれがないかチェックしましょう。 ○左の腕を上げ右の手の平で乳房全体をしこりがないか、ゆっくり調べます。次に反対です。脇のリンパ節がはれてないかも診ましょう。 布団の上で仰向けになり行ったり、入浴時に石鹸をつけて触れたりします。 ○乳首から血液の混ざった分泌物がないかチェックしましょう。 Q9.乳がんの治療について教えてください。 A.乳がんの治療には、手術療法、放射線療法、薬物療法(ホルモン療法、抗がん剤による化学療法、)があります。早期の段階で手術だけで終わりますが、病変の広がりにより手術前後に放射線療法や薬物治療を追加することもあります。 手術では、乳癌の広がりにより乳房部分切除術、単純乳房切除術、胸筋温存乳房切除術、胸筋合併乳房切除術や拡大乳房切除術などが選択されます。 また、手術で失われた乳房や乳頭を自分の筋肉、または人工物を使用し形成する乳房再建術も担当医とよく相談してください。

4 卵巣がんがご心配な方へ

卵巣がん検診を実施している市町村はほとんどありません。しかし、超音波検査や血液検査(腫瘍マーカー)によって早期に発見される卵巣がんもあり、より有 効な検診方法の研究開発が進められています。子宮を摘出した方でも卵巣が残っている場合は安心できません。早期には症状のないことが多いので、ご心配な方 は病医院へご相談下さい。

[検診の受診と結果報告について]

がん検診の対象者および申込方法・自己負担額は市町村によって異なりますので、各市町村役場の担当課(保健福祉センター・保健所)あるいは病医院にご確認ください。 検査結果の報告については市町村で定められた方法により通知されますが、疑問がある場合は必ず医師にご相談下さい。万が一精密検査が必要とされた場合には、放置せずに必ず指示に従って下さい。 子宮体がん検診は、子宮頚がん検診を受けた方の中で、比較的リスク要因のある方に引き続き行うことになっていますので、医師にご相談下さい。 乳がん検診は主に外科および産婦人科医療機関で行われていますが、マンモグラフィを受けていただくこともありますので、2回受診の必要なことがあります。詳しくは病医院にお問い合わせ下さい。

[子宮がん検診受診の際に注意すること]

生理期間中の受診や腟内を洗浄されている方などは、検査結果が正しく判定できないことがありますので、受診をお避けください。また、検査日の2~3日前から性生活はお避けください。当日は着脱しやすい服装でお出かけください。 子宮体がん検診では、妊娠している可能性のある方は受けることはできません。ご不明な方は事前にご相談ください。